RICOH Caplio GX インプレッション
![]() |
28mmからのズームレンズを備えたスナップカメラ。
G3wideの頃から欲しかったのですが、スペック面で
二の足を踏んでいました。
満を持して登場したGX。
お手軽携帯用、旅行スナップ用を意識して購入。
スペック
|
*1 | DCFはJEITAで標準化された「Design rule for Camera File system」の略称です。(機器間の完全な互換性を保証するものではありません) |
*2 | 静止画の記録目安枚数です。 |
*3 | ただし、320×240は1回最長80秒、160×120は1回最長300秒まで。 |
*4 | ワイド側で撮影する場合、ファインダーを覗くと左下にレンズの一部(ケラレ)が見えますが、撮影画像には影響ありません。 |
*5 | 到達距離はISO AUTOまたはISO400設定時 |
*6 | バッテリー持続時間は当社測定条件によるもので、電池メーカー、使用条件により大きく異なり、目安となります。 連続撮影:640×480・フラッシュOFF・ズーム使用せず・液晶モニターOFF(節電モード)で撮影 通常撮影:約30秒間2枚に1枚フラッシュ発光およびズーム動作 単3形アルカリ電池の撮影時間の目安は約60分間です。 |
![]() 起動状態 |
![]() 純正フードアダプタを装着 |
![]() 純正ワイコン |
![]() フォクトレンダーの外付けファインダーを装着 |
良い所、悪い所
使ってみて解る事も有ります。
もっとも特徴的と思われる部分を上げてみます。
良い所
・起動がとにかく速い
・シャッターラグは感じられない。
・28mmは快適
・AWB優秀
・マクロが素晴らしい。
・ワイコンが使える。
・ホットシューが付いている。
悪い所
・ちょっとノイジーな画質。
・ISO autoはスナップ用途以外では使わない方が良い。
ベース感度が高いだけでなく、頻繁に感度アップを行ってしまう。
・連写は使い物にならない。
・上記に関連するが、ブラケットも駄目。
・メディア書き込み遅い
現在の役どころ
ちょっと真面目に撮りたい時のお出かけ時携行カメラ。
総括
その気になって撮れば、作品レベルの絵は撮れる。
なんといってもワイコン使用で22mmの広角として使える用途は、
他のコンパクトとは別次元のモノ。
これだけで存在価値ありと認識してます。
他社からも28mmコンパクトは出てきましたが、
ワイド時の画質は他社よりも良好と思っています。
ただし、ある程度の使いこなしが必要なカメラでもあります。
ISOはAutoでなく、きちんと設定しましょう。
露出は若干オーバー目ででます。
アンダー補正を気持ちかけるような感じがいいと思います。
標準だとシャープネスが若干きついので、
シャープネス設定を"ソフト"で使うのも
よいと思います。
撮ったままのサンプル画像はこちら。